「“やりたい”をカタチにする1ヶ月」 地域おこし協力隊×ローカルキャリアで切り開く未来とは — 卒業生インタビュー:正田好実さん

卒業生インタビュー 2025.04.14

地域おこし協力隊に着任した方の中で、このような悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?

「地域おこし協力隊として着任したものの、何から始めればいいのかわからない」
「思うように目に見える成果が出せなくて悩んでいる」
「好きになったこの地域で暮らしていきたいけど、仕事や収入が不安…」

そこでこの記事では、新卒で地域おこし協力隊に着任し、ローカルキャリアを受講した正田好実さん(通称・このみん)にインタビューをしました。地域おこし協力隊としてローカルキャリアを受講するまでのプロセスから、受講を通して協力隊活動にどのようなメリットがあったのかなど、本音で語ります。

また、ローカルキャリアの講座内容についても触れておりますので、受講を検討している方はぜひ参考にしてみてください!

このみんさんの簡単プロフィール

✅ 埼玉県出身
✅ 新卒で地域おこし協力隊を経験し、任期中にローカルキャリアを受講
✅ 現在は鳥取の地域おこし協力隊サポートをしている
✅ 趣味はカレー食べ歩き

辻中さんの簡単プロフィール

✅ このみんさんの協力隊担当者(当時は企業政策課に所属)
✅ 現在は琴浦町役場 町民生活課 ゼロカーボン推進室に所属
「惑星コトウラ」はこちら ▶︎ https://www.town.kotoura.tottori.jp/wakuseikotoura/

ローカルキャリアを受講するまでの背景

― 地域おこし協力隊として、どのような活動をしていましたか?

このみん:「地域のファンを増やす」というミッションのもと、琴浦町の魅力をSNSで発信したり、地域と関わるイベントを企画したりしていました。でも、着任したのがちょうどコロナ禍だったので、オフラインでの交流がほとんどできなかったんです。最初は「地域おこし協力隊ってキラキラしてる!」って思ってたんですけど、いざ活動を始めると“現実”に直面することが多くて…。

「どうやって地域と関係性をつくればいいんだろう」「何をすればファンを増やせるんだろう」って、ずっと模索していました。

― その中で、どんな気持ちの変化があったのでしょうか?

このみん:活動を1年くらい続けたとき、周りの地域おこし協力隊の仲間が自分の得意を活かして活躍しているのを見て、ふと立ち止まったんです。「あれ、自分には何があるんだろう?」って。イラストが得意な人、熱波師として活躍してる人…。私は新卒で地域おこし協力隊になったこともあり、まだこれといった武器がなかった。正直、焦りがありました。

担当者の想いと、受講への決断

― 当時 地域おこし協力隊担当者として、このみんさんの葛藤をどう感じていましたか?

辻中さん(地域おこし協力隊 担当者):このみんは、誰よりも行動力がある子。とにかく動くのが早くて、地域のために本気で考えてるのが伝わってくるんです。でも同時に、ちゃんと「自分の力で稼ぐ手段」を持たないと、行動力だけでは持たないとも思っていて。

だから「自分でお金を生み出す力を身につける」ことが、このみんにとって大事なステップになるんじゃないかと考えていました。

― ローカルキャリアに対してはどんな印象を持っていましたか?

辻中さん:最初に聞いた時は、正直「大丈夫かな?」って思ったのが本音です(笑)。税金で雇われている地域おこし協力隊という立場上、学ぶだけじゃなくて、その経験をどう地域に還元するのか、という視点が必要ですからね。

でも、ローカルキャリアのカリキュラムを見て「これは実践的だ!」と思ったんです。特に、営業をして案件を獲得するというプロセスが含まれていたのが大きかった。ただ学ぶだけじゃなく、「稼ぐ」「アウトプットする」まで含まれている。それなら町に戻ってきてからも活かせると感じました。

協力隊をしながらローカルキャリアをどのように受講したのか

― 受講のタイミングや稟議を通すまでの流れについて教えてください。

このみん:ちょうど地域おこし協力隊として1年が経ったタイミングでの受講でした。周囲の地域おこし協力隊の中でも、自分だけが「形ある成果を出せてない」という焦りがあって。「このままじゃダメだ」と思っていた時に、ローカルキャリアの存在を知ったんです。

辻中さん:受講を実現させるには稟議が必要だったんですが、役場特有のしがらみも多くて…。「オンラインじゃダメなの?」という声も当然あったので、どうアウトプットするのかを5W1Hで細かく書き込み、稟議書を一緒に作り込んでいきました。

プレゼン資料も、何度も一緒に練り直しましたね。役場の方にどう説明すれば伝わるか、具体的にどんなスキルを身につけて、それを町にどう活かすのか…。一つずつ丁寧に組み立てていきました。でも今振り返ると、そのプロセスこそが学びだったと思います。「自分のやりたいことを、自分の言葉で説明し、周囲を巻き込んでいく」って、まさにキャリア形成における大事なステップなので。

実際に受講して感じた変化

― 実際にローカルキャリアに参加して、どうでしたか?

このみん:率直に言って、人生が動いた1ヶ月でした。最初からいきなり「営業して案件を取る」っていうところから始まったので、めちゃくちゃ緊張しました(笑)。でも、どうメールを書けばいいか、どう価値を伝えるかを実践的に学ぶ中で、「私にもできるかも…!」という手応えが生まれてきました。

カリキュラムを通して、ただ受け身で学ぶんじゃなく、自分で考えて動くという感覚が身についたと思います。

― 印象に残っているエピソードがあれば教えてください!

このみん:「即行動」が本当にすごかったです。案件獲得に挑戦して、ダメだったらまた改善して…というサイクルがすごく早くて。自分で営業をして、アクションして、対価を得るって、こんなに濃い経験になるんだって実感しました。

あと、講師やメンターの皆さんが本当に親身なんです。時には厳しいことも言われましたけど、それも全部「あなたならできる」と信じてくれてるからこそ。愛のあるフィードバックって、受け止められるんですよね。

― 当時の担当者から見て、受講後の変化はありましたか?

辻中さん:めちゃくちゃありました。特に「発信の視点」が変わったなと感じました。それまでは「町の良さを伝えたい!」という想いはあるけれど、どこか具体性がなかったんです。でも帰ってきたら、「一歩引いた視点」で町を見るようになっていて、地元のおじいちゃんおばあちゃんとの会話から発信を作るようになっていた。

あと、文章の質も明らかに変わった。イベントの告知文ひとつ取っても、伝えたい人にどう届くかを考えて書いてるのが伝わる。ライターとしてのスキルがすでに実践に活きていましたね。

ローカルキャリア受講後の活動

― 受講後はどのような活動をしていますか?

このみん:今は、鳥取の協力隊ネットワークをつくっています。地域おこし協力隊を検討している方に向けて、2泊3日のお試しツアーや1on1の相談などを通じて、町を肌で感じてもらう仕掛けをつくっているんです。地域の人と自然に出会えるようなプログラムを考えるのが楽しくて。

あと、greenz.jpが運営する「WORK for GOOD」という求人サイトにて、SNS広報・WEB開発者としても活動しています。ローカルキャリアで得たスキルをそのまま活かせている実感があってとても充実しています。

ローカルキャリア✖️地域おこし協力隊の魅力とは

― 地域おこし協力隊にローカルキャリアの受講はおすすめですか?

辻中さん:おすすめです!でも、誰でもOKというわけじゃないかも。大事なのは「自分を変えたい」「地域で何かやってみたい」という本気の気持ちがあること。このみんはちょうど地域おこし協力隊としての活動が見えてきた1年半のタイミングで受講したんですけど、あの時期がベストだったと思っています。本人の「主体性」が芽生えた瞬間が一番いいタイミングかもしれません。そこは受験前に通う”塾”みたいなイメージですね(笑)。

― 最後に、この記事を読んでいる地域おこし協力隊や関係者の方にメッセージをお願いします。

このみん:「協力隊になったばかりで不安…」「自分に武器がない…」って感じている人、たくさんいると思うんです。でも、そんな今の自分こそが、「変わるきっかけ」になるんだと思います。私も、焦りや自信のなさから一歩を踏み出しました。

あのとき、「やりたい!」という想いに素直になって、飛び込んでよかったと心から思っています。ぜひ変わるきっかけを探している地域おこし協力隊の方は、受講を検討してみてほしいなと思っています!

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